【山1】六甲山ハイキングから有馬温泉

 

こんにちは!山と旅のブログを始めたての、かもしかです!

 

さて、だいぶ寒くなり冬も間近の今日この頃。高い山にはもう雪が積もる時期ですが、今のうちに登れる山を探せ!ということで、兵庫県の六甲山に登ることにしました。関西出身のわたしですが、六甲山は初めて!というか長野県以外でほとんど山に登ったことがないわたし。。。

 

ルートを調べると、ふむふむ。。。めっちゃある!六甲山、奥が深そうです。

 

今回選んだルートはこちら。

阪急芦屋川駅~六甲山最高峰~有馬温泉ルート

多くのハイカーに人気の代表的なルートです。道のりはおよそ5時間ほど。

 

このコースなによりポイントは、有馬温泉に降りて温泉に入れる!ということで、モチベーションもかなりアップです。温泉って山登りのめっちゃ重要な要素ですよね。

 

さて、朝早く自宅を出発し、8時15分ごろJR芦屋駅に到着。阪急芦屋川駅はそんなに遠くないので、そちらから歩いて向かいます。

 

JRの駅でトイレが目につき、とてもきれいそうだったので行っとくか一瞬迷って、後でいいやと結局行かずにスタート。(ここで得た教訓1:きれいなトイレ発見したら迷わず行け。)きれいかどうかというより、スタート時に済ましておくのが基本だぞ、かもしか。やはりこの後しばらく、どっかにトイレあるのかな~とトイレを気にしながら歩く羽目になりました。きれいな方がなお良いしね!いきなり基本をおろそかにしてしまったかもしか、スマートな登山家への道のりは長そうです。

 

10分ほど歩いてコースのスタート地点である阪急芦屋駅を通過。途中ですごくおいしそうなパンの焼けるにおいがして!おしゃれなパン屋さんがありました。なんだか神戸っぽいな~などと考えながら歩きます。今日のお昼ごはんは決めてあったので買いませんでしたが、おいしいパンを山頂でっていうのも素敵!

 

阪急芦屋川駅

 

ここから住宅街の中を歩いていきます。目指すポイントは、『ロックガーデン・高座の滝』。途中に案内も出ているので安心ですが、GoogleMapも併用しつつ進みます。

 

案内標識

 

20分ほど行くと、ロックガーデンに到着です。心配していたトイレ、こちらにありました!しっかり済ませてロックガーデンと書かれたゲートをくぐります。登山届用のポストもありました。(わたしはYAMAPアプリの方で登山届を提出済み。)ゲートをくぐるとすぐ高座の滝が目に入ります。いよいよここから登りスタートです。

 

ロックガーデン登山口

 

 

登山届が提出できる

 

穏やか、でもしっかりした流れ



ロックガーデン。。。岩の庭。さすが名前通り、しょっぱなから岩を少しよじ登る感じで登っていきます。思っていたよりいきなりハードだぞ六甲山!

 

 

ロックガーデン

 

岩を登る

 

ゆっくり慎重に登りながら、次に目指すポイントは『風吹岩』です。途中案内がたくさんあるので、迷うことなく進めます。

 

風吹岩までの案内表示

 

開けた場所には赤インクで〇や×の印が

 

神戸の街と海

登山口から45分ほどでチェックポイント『風吹岩』に到着しました。見晴らしも良くなっていますが、名前の通り?風が結構な強さで吹き付けていました。そうそうに次のチェックポイント目指して出発です。風がなければここでゆっくりしても気持ちよさそう。

 

なぜこんなところに猫が

ユニークな形の岩たち

 

始めの岩の庭で面食らいましたが、それ以降はほぼ平たく歩きやすい道です。気持ちよい秋の道。

 

11月下旬、紅葉が美しい

幸い出会わなかった

 

このあたりはサクサク歩けます。そうしてるうちに分岐点の『東おたふく山』まできました。そこから『六甲山最高峰』という案内に沿って頂上を目指します。急に道が笹でおおわれたような細い道になり、人の気配がなくなったので、あれ?合ってる?と不安がよぎります。YAMAP地図をダウンロードしていたので、随時確認しながら進みます。道細!沢渡る!岩!不安!しかもけっこう登るー!地図では正しいルート上を行っているのでそのまま進みます。このあたり別のルートもあるようだったので、かもしかが選択したルートはマイナールートだったのかもしれません。ほかに誰にも会わなかった。地図ダウンロードしててよかった!(教訓2:地図必須)

 

分岐、この案内のすぐ横の細い道を入っていく

 

沢を渡る

 

ロープが付いている急な登りも(使わなくても登れる)

 

急な登りもあり、秋とはいえ汗もかきます。この後半一気にぐっと登る感じになります。そのしんどい登りを越えたら・・・!一軒茶屋という食堂の建物が見えてきました!六甲山最高峰すぐ下に出てきました~!わーい!

 

車でも来れるんだな~

 

ここから頂上まではあと少し。舗装された道を5分ほど登っていくと頂上到着です。

 

頂上に登る途中の景色、よき

 

六甲山最高峰

 

ちょうどお昼ごろについたので、お昼ご飯を食べる場所を探します。少し行ったところにはいくつか座れる岩などが整備されていました。そちらでご飯にしました。ここで急に雲行きが怪しくなり雨が降ってきましたが、雲が過ぎ去って一瞬でやんだので良かった~!少し気温も下がったようです。最後の登りでかいた汗が一気に冷やされて寒い!この時期の服のレイヤリング難しい~!などと考えながら、コーヒー淹れて幸せ。

 

最高峰すぐ下の休憩場所、トイレめっちゃきれい

 

さて、登頂を済ませ、あとは温泉を目指して有馬温泉まで一気に下ります。登るときはベースレイヤーに長袖Tシャツ、厚めのウインドブレーカーでかなり暑く、ウインドブレーカーを脱ぎ着していたのですが、下りは汗冷えと日陰なのもあって、それにフリースと手袋を足してもまだ寒かった!体があったまったのはだいぶ有馬温泉近くまで下ったあたりでした。フリース持ってきたの余計だったかなーと思っていたのですが、この時期は幅広い気温に対応できるようにしておく必要があるなと感じました。手持ちの貧弱ウエアたちでがんばるかもしか。もっと機能の高いウエア欲しくなります。。。

 

歩きやすい緩やかな下り道

 

下山開始から約1時間ほどで有馬温泉到着~!おっふろ、おっふろ!有馬温泉と言えば茶色く濁ったお湯が有名ですが、そちらに入れる『金の湯』はお休みだったので、姉妹店?の『銀の湯』へ。こちらは透明なお湯だけど、体がぽかぽかあったまり持続します。疲れた体に染みる~!

 

透明な銀泉のお湯

 

銀のお湯のすぐ前にはモンベルショップがありました。山行中、あれがあったほうがいいなとか、これが欲しいなとかギアのことをめちゃくちゃ考えるので、すぐにでもアウトドアショップに行っていろいろと見たくなりますよね。そんな悩めるハイカーの気持ちを読んだような配置ですモンベルさん!かもしかも吸い込まれるようにお店に入りました。

 

六甲山デザインのTシャツがかわいかった

 

もう一つ気になったお店が、炭酸せんべいを製造販売している泉堂さん。モンベルショップのすぐ近くにありました。有馬温泉には炭酸せんべいを売っているお店がたくさんありましたが、特にこちら昔ながらのい~い雰囲気なのです。工場の中で直売している感じ。きっと出来立て新鮮に違いない!そちらで製造途中で割れてしまったものなどをお徳用として袋詰めで売っていて、購入させてもらいました。食べてみると思ったより味がしっかりついていて、また香ばしくておいしい!パリパリどんどん食べちゃう味で、いいお土産ができました。

 

泉堂さん

 

後は電車の時間まで温泉街をぶらり。食べ歩きっぽいこともできそうだし、素敵な路地もあって、有馬温泉またゆっくり来たいです。

 

雰囲気ある道

 

さて、初六甲山の旅はおしまいです。ほかにもたくさんのルートがあり、多くのハイカーに愛されている六甲山。また来ます!ありがとう六甲山!

 

 

※六甲山 標高931m※

登った日   2023年11月27日

天気     晴れ時々くもり(一時にわか雨、風強め)

かかった時間 5時間18分