【山2】丹沢山と鶴巻温泉

先日、東京に行く用事があったのですが、それに合わせて神奈川県の丹沢山に登ってきました!富士山には登ったことがあるんですが、それを除けば初関東の山!わーい!しかも丹沢山百名山!そして、関東の山好きたちの心の山らしい!今回は1人ではなく、もう一人わたしの山の師匠と一緒に登ります。楽しみです!

 

今日のルートはこちら

大倉登山口~塔ノ岳~丹沢山の日帰りピストンです。

丹沢の中で最もポピュラーなルートで、ただコースタイムが10時間ほど!

8時出発とすると、戻りが18時。。。12月中旬だと16時半ごろから薄暗くなってしまうので、それはいけません。一先ず塔ノ岳を目指し、そこに何時に着けるかによって、丹沢山頂まで行くか決めることにしました。

 

まず小田急線で新宿駅を朝の5時40分に出発して、7時前に渋沢駅に到着。平日でしたが、ザックを背負った登山者たちがけっこうおられます。

そこからバスに乗って15分程度、大倉登山口に到着です。

渋沢駅バス乗り場2番乗り場 ほかの登山者の方のザックたち

 

登山口のレストハウスにはトイレがあり、こちらで準備などを整えます。

8時前、いざ出発です!

大倉登山口 いい天気

とてもいい天気で穏やか!12月なのに暖かいです。午後からは風が強くなる予報だったので、そちらがちょっと心配ではあります。

よく整備された登山道を緩やかに登っていきます。30分ほど歩いたところで一つ目のチェックポイント、見晴茶屋に到着。きれいな山小屋ですがとても静かです。やってるのかなー?など考えながら、少し水分補給して通過。

見晴茶屋 後から調べたら週末だけ営業らしい

小屋を越えたあたりから?そこそこ急な階段の登りが始まります。しかもこれ永遠に続くかと思われるほどの段数なのです!いわゆる『バカ尾根』というやつで、ながーい階段が終わったと思ったら、また次が来て・・・ずーっと登ります!

 

しんどいぞ!この階段さっき登らんかったっけ?というデジャブに襲われ、同じ階段を何度もループさせられてるようです。これで最後かと思ってまだ長い階段が始まったときの絶望感がすごい。これは精神が鍛えられますね!

バカ尾根の始まり 本当にただの始まりに過ぎなかった。。。

2チェックポイント 駒止茶屋

第3チェックポイント 堀山の家

山小屋を2つ通過しますが、その間ずっと登りです!ただこの山小屋たちちょうどいい間隔で出てきてくれて、ベンチなどもあるので適宜休憩を取りながら進みます。

精神修行しながら、だいたいここまで2時間ほど、塔ノ岳まであと1時間半はあります。ただここで大きな救いが!それは景色!!天気がいいと富士山が見えるのです~!!ずっと見ながら登っていく感じなので贅沢!さいこうです!

富士山を見ながら

景色に救われて頑張って登ります!でももうさすがにうんざり、木の階段きらい!ってなりそうなときに、第4チェックポイントの花立山荘に到着しました。こちらの山荘、夏はかき氷も食べれるらしい。素敵!ただ、夏の丹沢登山はさらに修行に違いない。。。

 

そして花立山荘から登ること30分で、塔ノ岳山頂に到着です~!絶景!山頂には尊仏山荘という山小屋があります。外は結構な強風で寒く、営業中の山荘内でお食事されている方も多かったです。この時点で11時。良いペースで来ています。ここから丹沢山までは1時間ほどの予定なので、山頂12時。時間的にまだ大丈夫そうなので、軽く行動食を食べて、丹沢に向かうことにしました。

塔ノ岳から眺める富士山

仏山

塔ノ岳から丹沢山までは、一旦少し下ってからまた登り返す形になりますが、『バカ尾根』を乗り越えたのであれば大丈夫。確実に朝より精神が鍛えられてます(笑)そうこうしてるうちに丹沢山到着~!12:30ごろの到着になりました。

ここからも富士山が見える

丹沢山頂のみやま山荘

山頂にもベンチなどがきれいに整備されているのでそちらでお昼ご飯。ただし風が強くあまりゆっくりはできませんでした。今回の山行では、座ってゆっくりするというよりは、ずっと行動食をちょこちょこ食べ続けてる感じです。

さて暗くなる前に下山をするため、13時ごろ下山を開始しました。さくさく来た道を戻ります。階段が多いのでひざに負担が来るかも。ストックがあると安心ですね。わたしは今回荷物の関係で持ってきていなかったので、師匠が貸してくれました!助かった!

 

16:30大倉登山口に到着しました~!かかった時間は、8時間半。なかなか頑張りました!行きの塔ノ岳到着が遅かったら、そこで引き返そうと思っていたので、順調に丹沢山まで行けたのでなによりでした!

 

今回の山行では、危険な箇所というのはありませんでしたが、特にくだり単調に下っていくので、ぼーっとして捻挫なんかしないように気をつけないとなと思いました。あとはやはり太陽が傾いてくると一気に気温が下がって寒かったので、暗くなる前に到着できてよかった。

 

山登りを始めて思うのは、こんな長い登り(急な斜面、岩場etc.)登れるのかなと思うけど、でも一歩ずつ進んでいたら不思議と山頂に到着できるってことをいつも感じていて、一歩ずつでも前に進むことの大切さに改めて気づかされますね!なんて!

 

さて、大倉登山口からは帰りのバスも結構出ているようで、待たずに渋沢駅まで帰ることができました。ありがたい。そしてもちろん今回もお楽しみの温泉セットです!渋沢駅から2駅ほど行ったところにある、鶴巻温泉で下車して、駅から歩いて5分ほどの『弘法の里湯』という温泉に入って帰りました。登山後の温泉さいこう!

 

今回電車は、小田急線の区間が1日乗り放題になる『丹沢・大山フリーパス』なるものを事前に買っていました。温泉に行くために途中下車もできたので、お得に行けたと思います。丹沢行かれる方は、利用を検討してみてもよいかと。

 

山も登れたし、富士山も見れたし、温泉にも入れたしで良い一日でした。丹沢山が関東の山好きたちの心の山ってなんとなくわかった気がします。『バカ尾根』はもうしばらくはいいですが(笑)、またぜひ行ってみたいなと思う山でした。

丹沢山と一緒に行ってくれた師匠にありがとう!

 

登山記録

2023年12月14日(木) 晴れ

行程 18km

時間 約8時間半

【山1】六甲山ハイキングから有馬温泉

 

こんにちは!山と旅のブログを始めたての、かもしかです!

 

さて、だいぶ寒くなり冬も間近の今日この頃。高い山にはもう雪が積もる時期ですが、今のうちに登れる山を探せ!ということで、兵庫県の六甲山に登ることにしました。関西出身のわたしですが、六甲山は初めて!というか長野県以外でほとんど山に登ったことがないわたし。。。

 

ルートを調べると、ふむふむ。。。めっちゃある!六甲山、奥が深そうです。

 

今回選んだルートはこちら。

阪急芦屋川駅~六甲山最高峰~有馬温泉ルート

多くのハイカーに人気の代表的なルートです。道のりはおよそ5時間ほど。

 

このコースなによりポイントは、有馬温泉に降りて温泉に入れる!ということで、モチベーションもかなりアップです。温泉って山登りのめっちゃ重要な要素ですよね。

 

さて、朝早く自宅を出発し、8時15分ごろJR芦屋駅に到着。阪急芦屋川駅はそんなに遠くないので、そちらから歩いて向かいます。

 

JRの駅でトイレが目につき、とてもきれいそうだったので行っとくか一瞬迷って、後でいいやと結局行かずにスタート。(ここで得た教訓1:きれいなトイレ発見したら迷わず行け。)きれいかどうかというより、スタート時に済ましておくのが基本だぞ、かもしか。やはりこの後しばらく、どっかにトイレあるのかな~とトイレを気にしながら歩く羽目になりました。きれいな方がなお良いしね!いきなり基本をおろそかにしてしまったかもしか、スマートな登山家への道のりは長そうです。

 

10分ほど歩いてコースのスタート地点である阪急芦屋駅を通過。途中ですごくおいしそうなパンの焼けるにおいがして!おしゃれなパン屋さんがありました。なんだか神戸っぽいな~などと考えながら歩きます。今日のお昼ごはんは決めてあったので買いませんでしたが、おいしいパンを山頂でっていうのも素敵!

 

阪急芦屋川駅

 

ここから住宅街の中を歩いていきます。目指すポイントは、『ロックガーデン・高座の滝』。途中に案内も出ているので安心ですが、GoogleMapも併用しつつ進みます。

 

案内標識

 

20分ほど行くと、ロックガーデンに到着です。心配していたトイレ、こちらにありました!しっかり済ませてロックガーデンと書かれたゲートをくぐります。登山届用のポストもありました。(わたしはYAMAPアプリの方で登山届を提出済み。)ゲートをくぐるとすぐ高座の滝が目に入ります。いよいよここから登りスタートです。

 

ロックガーデン登山口

 

 

登山届が提出できる

 

穏やか、でもしっかりした流れ



ロックガーデン。。。岩の庭。さすが名前通り、しょっぱなから岩を少しよじ登る感じで登っていきます。思っていたよりいきなりハードだぞ六甲山!

 

 

ロックガーデン

 

岩を登る

 

ゆっくり慎重に登りながら、次に目指すポイントは『風吹岩』です。途中案内がたくさんあるので、迷うことなく進めます。

 

風吹岩までの案内表示

 

開けた場所には赤インクで〇や×の印が

 

神戸の街と海

登山口から45分ほどでチェックポイント『風吹岩』に到着しました。見晴らしも良くなっていますが、名前の通り?風が結構な強さで吹き付けていました。そうそうに次のチェックポイント目指して出発です。風がなければここでゆっくりしても気持ちよさそう。

 

なぜこんなところに猫が

ユニークな形の岩たち

 

始めの岩の庭で面食らいましたが、それ以降はほぼ平たく歩きやすい道です。気持ちよい秋の道。

 

11月下旬、紅葉が美しい

幸い出会わなかった

 

このあたりはサクサク歩けます。そうしてるうちに分岐点の『東おたふく山』まできました。そこから『六甲山最高峰』という案内に沿って頂上を目指します。急に道が笹でおおわれたような細い道になり、人の気配がなくなったので、あれ?合ってる?と不安がよぎります。YAMAP地図をダウンロードしていたので、随時確認しながら進みます。道細!沢渡る!岩!不安!しかもけっこう登るー!地図では正しいルート上を行っているのでそのまま進みます。このあたり別のルートもあるようだったので、かもしかが選択したルートはマイナールートだったのかもしれません。ほかに誰にも会わなかった。地図ダウンロードしててよかった!(教訓2:地図必須)

 

分岐、この案内のすぐ横の細い道を入っていく

 

沢を渡る

 

ロープが付いている急な登りも(使わなくても登れる)

 

急な登りもあり、秋とはいえ汗もかきます。この後半一気にぐっと登る感じになります。そのしんどい登りを越えたら・・・!一軒茶屋という食堂の建物が見えてきました!六甲山最高峰すぐ下に出てきました~!わーい!

 

車でも来れるんだな~

 

ここから頂上まではあと少し。舗装された道を5分ほど登っていくと頂上到着です。

 

頂上に登る途中の景色、よき

 

六甲山最高峰

 

ちょうどお昼ごろについたので、お昼ご飯を食べる場所を探します。少し行ったところにはいくつか座れる岩などが整備されていました。そちらでご飯にしました。ここで急に雲行きが怪しくなり雨が降ってきましたが、雲が過ぎ去って一瞬でやんだので良かった~!少し気温も下がったようです。最後の登りでかいた汗が一気に冷やされて寒い!この時期の服のレイヤリング難しい~!などと考えながら、コーヒー淹れて幸せ。

 

最高峰すぐ下の休憩場所、トイレめっちゃきれい

 

さて、登頂を済ませ、あとは温泉を目指して有馬温泉まで一気に下ります。登るときはベースレイヤーに長袖Tシャツ、厚めのウインドブレーカーでかなり暑く、ウインドブレーカーを脱ぎ着していたのですが、下りは汗冷えと日陰なのもあって、それにフリースと手袋を足してもまだ寒かった!体があったまったのはだいぶ有馬温泉近くまで下ったあたりでした。フリース持ってきたの余計だったかなーと思っていたのですが、この時期は幅広い気温に対応できるようにしておく必要があるなと感じました。手持ちの貧弱ウエアたちでがんばるかもしか。もっと機能の高いウエア欲しくなります。。。

 

歩きやすい緩やかな下り道

 

下山開始から約1時間ほどで有馬温泉到着~!おっふろ、おっふろ!有馬温泉と言えば茶色く濁ったお湯が有名ですが、そちらに入れる『金の湯』はお休みだったので、姉妹店?の『銀の湯』へ。こちらは透明なお湯だけど、体がぽかぽかあったまり持続します。疲れた体に染みる~!

 

透明な銀泉のお湯

 

銀のお湯のすぐ前にはモンベルショップがありました。山行中、あれがあったほうがいいなとか、これが欲しいなとかギアのことをめちゃくちゃ考えるので、すぐにでもアウトドアショップに行っていろいろと見たくなりますよね。そんな悩めるハイカーの気持ちを読んだような配置ですモンベルさん!かもしかも吸い込まれるようにお店に入りました。

 

六甲山デザインのTシャツがかわいかった

 

もう一つ気になったお店が、炭酸せんべいを製造販売している泉堂さん。モンベルショップのすぐ近くにありました。有馬温泉には炭酸せんべいを売っているお店がたくさんありましたが、特にこちら昔ながらのい~い雰囲気なのです。工場の中で直売している感じ。きっと出来立て新鮮に違いない!そちらで製造途中で割れてしまったものなどをお徳用として袋詰めで売っていて、購入させてもらいました。食べてみると思ったより味がしっかりついていて、また香ばしくておいしい!パリパリどんどん食べちゃう味で、いいお土産ができました。

 

泉堂さん

 

後は電車の時間まで温泉街をぶらり。食べ歩きっぽいこともできそうだし、素敵な路地もあって、有馬温泉またゆっくり来たいです。

 

雰囲気ある道

 

さて、初六甲山の旅はおしまいです。ほかにもたくさんのルートがあり、多くのハイカーに愛されている六甲山。また来ます!ありがとう六甲山!

 

 

※六甲山 標高931m※

登った日   2023年11月27日

天気     晴れ時々くもり(一時にわか雨、風強め)

かかった時間 5時間18分

ごあいさつ

みなさん、はじめまして。

 

山と旅が好きな、かもしかと言います。

 

去年、長野に行ったことをきっかけに登山に目覚め、その魅力にどんどんはまりつつある今日この頃です。

 

まだまだ始めたばかり、行きたい山はいっぱいあるけど、スキルや道具はこれからなので、そんなわたしの山にはまりゆく過程を書いて行こうと思います!

 

たまに旅も!

 

どうぞよろしくお願いします。